大阪支店には営業用としてそんなに大きくはない冷凍庫(ストッカー)があります。毎年夏が近くなるころに電源を抜いて中の大掃除をすることにしています。先日得意先から「マグロの切り落としの見積が欲しい」と言われて提出すると今度は「サンプルを出して欲しい」との依頼を受けました。ストッカーを開けてみると1pc(500g)はありましたが、入庫させたのが2ヶ月ほど前になるので心配になって、本社から直送することにしました。通常の冷凍品なら全く問題はないのですが、マグロとなると例えそれが切り落としであってもかなり神経を使います。ここのストッカーは「まぐろまん」専用ですので−18℃で設定されていますが、一般のマグロは当然−50℃の超低温冷凍庫に保管しない限り変色を免れることは出来ません。この切り落としは他社製品なので本社の超低温冷凍庫でしっかり保管されていて、そこからの出荷であれば問題ありません。この時期、冷凍庫の掃除をしながら通常温度帯の冷凍庫で保管できる「まぐろまん」の偉大さをつくづく実感します。